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下余呉太鼓踊り

滋賀の最北端 余呉町
最寄の余呉駅に降りれば目の前に
幻想的な湖・余呉湖が広がる
そしてそこはわが里 下余呉区

 

  下余呉の太鼓踊りは、長浜市余呉町下余呉で8月20日前後の日曜日に、乎彌神社の野神祭で奉納される民俗芸能である

  親太鼓、子太鼓、鉦に加えて横笛と歌、拍子を取るタンバリンなどで構成され、地元下余呉の小中学生が分担する

  直径約1メートルの親太鼓を中央に据え、その周囲を子太鼓を胸につけた踊り子と鉦打ちが回りながら踊り、その横で浴衣や法被を着た少年少女たちがお囃子や歌を歌い、タンバリンを叩く

  踊り子は、シャグマと呼ばれる鳥の羽で作った独特のかぶり物に浴衣・緋色のカルサン、草鞋履きという装束で踊る


  太鼓踊りは、雨乞いの結果、雨乞いが叶った返礼として奉納されたのが始まりといわれるが、下余呉の太鼓踊りは伝承によれば明治時代、東本願寺の本堂・御影堂再建で北国街道を通じて資材が運ばれた際の慰労のために踊られたのが始まりとされ、以後三度の中断期間を経て現在に至っている・・・

 

 

わが里に伝わる「下余呉太鼓踊り」


近年の少子化により継承さえ危ぶまれる伝統芸能を・・・


後世に残していく・・・


2014年下余呉太鼓踊り保存会

 

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